最近、「在宅医療」についてよく耳にしますが、本当に需要は高まるのでしょうか?

間違いなく需要は高まります。

日本看護協会が中心となって発表をした、
「訪問看護アクションプラン2025」によると、
団塊の世代が後期高齢者となる2025年までに、在宅ケアに従事する看護師が現在の3倍程度(約15万人)まで増やす必要があると言わております。 一方で、社会保障費の抑制のため病床数の削減が進む中、
病棟勤務における求人ニーズは先細っていく可能性が高いです。

あなたの中長期的なキャリアのことを考えた場合、今のうちに「在宅」を経験しておくことは、決してマイナスにならないと思います。

訪問看護の利用者数の推移


訪問看護師ってどれくらいいるのですか?

現在(2016年時点)5万人程と言われており、年々増加傾向にあります。

訪問看護ステーションの従事者数の推移


訪問看護の運営母体はどのような組織なのですか?

医療法人が最も多く全体の4割弱、次いで営利法人が3割程となります。
営利法人とは世間一般のイメージで言うところの株式会社を指しており、
例えば、親会社が調剤薬局をやっているところや、
不動産会社やタクシー会社をやっているところまで、
様々な企業が運営をしている点も訪問看護のユニークな特徴の一つです。

訪問看護ステーションの開設主体


一つの事業所あたり何名くらいの看護師がいるのですか?

常勤換算の看護師数が5人以下の事業所が全体の6割以上です。
大きな病院の看護部に比べて少ないメンバーでの運営となり、
メンバー内での上下関係は少なく、風通しの良い、
アットホームな雰囲気の職場が多いことも、
訪問看護の大きな特徴かと思います。

看護職員(常勤換算)数の規模別ステーション構成比(%)


訪問看護の仕事内容はどのようなものですか?

訪問サービスの内容については、下記の一覧をみて頂ければと思います。

ただし、訪問看護においては、こちらの看護業務の他にも、
非常に重要な業務として、関与するケアチームとの連絡調整があります。
また、事業所の管理者となった場合は、新規営業・訪問スケジュール調整・レセプト・教育といった、事業所運営に関わる様々な間接業務が発生する可能性もあります。

一方で、業務の分担や間接業務の切り分けを進める事業所や、
多くを自分の判断・責任で進めることができる事業所等、事業所次第で働き方も様々ですので、まずは「あなたがどのような働き方をしたいのか」、よく整理をしておくと良いでしょう。

訪問サービスの内容


どのような理由で訪問看護に転職される方が多いのですか?

弊社が訪問看護師に聞いたアンケート調査です。
「もともと在宅・訪看に興味があった」という方が最も多く、
次が、日勤メイン・土日休みといった「ワークライフバランスの取りやすさ」、
が理由で転職された方が多いようです。

また、日々の膨大な業務量をこなしていく病院での看護が、
自分には合っていなかった・自分のイメージする看護とはズレていた、
という声も多かったのが印象的でした。

訪問看護へ転職をした理由


訪問看護と病院やその他施設での働き方を比較するとどんな感じですか?

それぞれに一長一短がありますし、
また個々の訪問看護事業所・病院・施設によっても異なります。

ご自身のライフスタイルやキャリアプランに合わせて、
しっかりと検討をされるのが良いかと思います。

働き方の比較

  訪問看護 病院(大学病院・一般病院)
給与 病院より減額されるが訪問件数によってインセンティブ(ボーナス)が付与される事業所も多い。管理者を目指していけば別途手当も支給される 夜勤手当を含む各種手当が充実
ワークライフ
バランス
事業所と働き方次第では保ちやすい。訪問件数ベースなので非常勤・パートでの柔軟な働き方が可能。一方、人手不足な事業所でオンコール制度があると、連日当番となる可能性があるので注意が必要。 日勤、二交代、三交代の枠組みの中で働くことが多い
教育体制 事業所によるが全体的にOJTに頼りがち。一部ではあるが座学・看護課程/診断・社内外研修が整備された事業所もある 他に比べ、教育担当などがおり、充実していることが多い
福利厚生 医療の中では唯一株式会社での開設が可能。他業種が経営していることも多く、福利厚生は様々である 充実、寮や保育など充実しているところ多い
患者・利用者 高齢者を中心として様々な年齢、疾患 配属先の診療科の患者
将来性 数少ない今後の市場拡大が見込める分野 今後、病棟の再編が進んでいく可能性が高い
やり甲斐 利用者やご家族としっかりと向き合った看護ができる 高度医療の担い手としてのやりがいがある
出産・育児 非常勤でも働きやすく、急な休みも調整がしやすい 育児休暇、保育施設、手当は最も充実している
  クリニック 介護施設
給与 夜勤もなく、手当も少ないことが多い 病院よりも減るが夜勤などのある施設もある
ワークライフ
バランス
柔軟に対応してくれるクリニックが多い 病院の勤務形態と同様。介護職中心なので、融通聞く場合もあるが、看護職が少ないため休みがとりづらい側面も
教育体制 OJTに頼りがち 一人前の看護師としての能力が入職時より求められることが多い
福利厚生 規模によるが病院なみの福利厚生のところもあり 医療機関ほどは充実していないことが多い
患者・利用者 診療科の患者で軽度なもの 治療の必要や緊急性はないものの、援助が多く必要な利用者
将来性 診療科や院長の力量次第ではあるが拡大は難しい 医療依存度の高い入居者が増え、看護師の活躍する場が増える
やり甲斐 地域の中で働く実感は感じやすい 利用者や家族以外にワーカーからも医療の担い手として期待
出産・育児 受け持ちなどないため急な休みにも対応しやすい 看護職の割合が小さく、人員の代替が効かないことが多い

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