訪問看護のお給与は?

訪問看護の平均年収は430万円程で、
一般的な病棟勤務の看護師と比較して、
年収ベースで50万円程下がると言われています。
※月収にすると30万円前後の事業所が多いです。

給与が下がる大きな要因は夜勤手当が無くなることです。
原則、日勤がメインとなる訪問看護においては、
夜勤手当を失う変わりに、ワークライフバランスの取れた、
身体に負担の少ない環境で働けることが大きな特徴となります。


訪問看護の休日って?

事業所によってまちまちです。
24時間365日の営業をしている事業所や、完全週休2日で日勤のみのところまで、 様々な事業所があります。

また、定休日を定めている事業所でも、休日や営業時間外でもオンコールの対応・出動が発生する可能性があるので、そちらは事前に確認をした方が良いでしょう。

一方で、非常勤・パート勤務の方であれば、訪問に合わせた形で、希望する曜日・時間帯のみでの勤務や、場合によっては直行直帰も可能となりますので、
病棟勤務と比べて、かなり融通の効いた働き方ができると思います。


勤務時間はどのようになりますか?

基本的な営業時間は日勤がメインの事業所が大半で、
8:30~もしくは9:00~といった始業から、
勤務時間は7.5時間もしくは8時間勤務の事業所があります。
少数ですが早朝・夜間での定期訪問を受付ている事業所もあります。


残業は多いですか?

所属する事業所と、あなたの役職にもよるのですが、
総じて残業は少ないところが多いです。

看護業務以外の間接業務をサポートする体制が整っている事業所や、
そもそもの調整業務が少ない病院付きの事業所であれば、
ほとんど残業によるストレスを感じずに働くことができると思います。


一日の訪問件数の目安は何件ほどでしょう?

常勤フルタイムの勤務で、一日4~5件、
月換算だと80~100件を目安とする事業所が多いです。

移動手段や距離、担当する利用者さんにもよるのですが、
一日4~5件程の訪問であれば、
慣れると大きな疲労感もなく働けるといった方が多いです。


訪問看護に向いてる人・向いていない人ってありますか?

本質的なところでは在宅も病院も同じではあるのですが、
訪問看護で特に求められる資質としては、
接遇・コミュニケーション といった面は重要になってまいります。

利用者さんや利用者さんのご家族への対応、
社内外での多職種からなるケアチームとの連携など、
様々な立場の様々な人間が関与する訪問看護において、
これらの対人関係がストレスでない人の方が、
より訪問看護を楽しめるかと思います。


若手や未経験者でも大丈夫なのでしょうか?

あなたに合った事業所を見つけることができれば、
若手や未経験者、ブランクのある方でも問題ありません。

訪問看護の対象は小児から高齢者までありますし、
診療科も様々で幅広い知識が求められます。
経験のない分野の学習などは必要かと思いますが、
それは病院で勤務する診療科が変わった時、
経験のない疾患に出会ったときに学習する事と変わりはありません。

重要なことは、あなたにマッチした教育やフォロー体制があるかどうかです。
例えば、自信がつくまでとことん同行をしてくれる事業所や、
色々な科のベテランが揃っている事業所、
ICTを上手に利用している事業所などがあります。

病院と違い、様々な組織が様々な事業所運営をしている訪問看護だからこそ、
あなたに合った職場選びは、慎重に決める必要があります。


子育て中・主婦でも働くことはできますか?

可能です。
訪問看護は病院や施設と異なり、
訪問1件から非常勤として勤務することが可能な事業所が多いので、
子育て中の主婦の方や、ワークライフバランスを大事にされる方こそ、
是非検討をして頂きたいです。
しかし、事業所の中には非常勤でも受け持ちの利用者さんを持つところや、
1件の訪問と記録以外にも会議や調整などの業務が発生するとこもありますので、
希望する条件とマッチをしているか、事前に確認をしなければいけません。


夜勤・オンコールはありますか?

事業所によって異なります。

オンコールを受ける事業所は緊急対応での加算をとっており、
加算をとっていない事業所はそもそもオンコール対応がありません。
また、加算の種類によっては電話対応だけの場合と、
実際に出動をする場合がありますので、
事業所がどのような加算をとっているか事前に確認することが必要です。
また、出動することのあるオンコール体制だとしても、
そこの運用体制もまた事業所によって様々です。

未経験の方ですとオンコールは大変そうに感じるかもしれませんが、
日中にしっかりと必要な看護が出来ていれば、
出動回数は決して多いものではありません。
月にどのくらいコールや出動があるのかも、
事前に質問をしても良いかもしれませんね。


訪問での移動はどのようになりますか?

勤務されるエリアによって変わり、
都心部では自転車移動、それ以外では車移動がメインとなります。
また、自転車、車両方を用意している事業所もあります。

自転車での移動は大変に感じるかもしれませんが、
訪問エリアを近いところに限定をする工夫や、
電動自転車の貸与などで、移動によるストレスを極力減らそうとしている事業所は多いです。

また、自転車移動にはマイナス面ばかりだけではなく、
「病院と違って四季を身体で感じながら働けることが楽しい」、
という看護師さんの声を耳にすることも度々あります。


訪問看護の利用者さんはどのような方が多いですか?

2010年の調査によると、
訪問看護の対象者の年齢構成では、
65歳以上が83.1%で、さらにその半数以上が80歳以上となっています。
今後は、高齢者の比率がますます高まっていくことが予想されます。

ただ、訪問看護の対象者は全年齢かつ全診療科が対象となりますので、
事業所次第で、小児が多い、精神科の方が多い、
といった利用者さんの偏りがあるところもあります。
こちらも事前に確認をしてみると良いですね。


病院での看護とご自宅での看護では、どのように変わりますか?

提供する看護自体が大きく変わるといったことはありません。

ただし、病院に患者さんをお招きするのではなく、
看護師が利用者さんの居宅にお伺いをするといった位置関係の逆転や、
社内外を含めた多職種・多機関で構成されるケアチームでの連携が求められる点は、
最初はとまどいを感じるかもしれませんね。


訪問看護をやるうえで有利・経験をしておいた方が良いといった領域はありますか?

特にありません。
新卒から受け入れる事業所も増えておりますし、
長いブランクあけで働かれる方も多いです。

病院での診療科が変わった時と同じく、
担当をすることになった利用者さんに合わせて、
学習をし続けていくことが必要となります。


近くにドクターや先輩のナースがいない状況での看護に不安があります。

多くの事業所では、
いきなりあなた1人で利用者さんのお宅に訪問するということはありません。
まずは先輩に同行をする形で訪問をしていき、
その後、あなたの訪問へ先輩に同行をしてもらう形をとり、
徐々に単独訪問へと進んでいきます。

中にはあなたが自信がつくまで同行訪問をしてくれる、
といった事業所もありますので、
もし訪問への不安が大きいようであれば、
あなたに合ったフォローアップ体制の整っている事業所を、
しっかりと選んでいくことが大切になってきます。


訪問看護ステーションでの教育はどのようなものですか?

教育は訪問同行によるOJTをメインとしている事業所が多いです。
訪問同行においても、同行期間が短いところや、
あなたが安心して訪問できるようになるまで同行をしてもらえるところなど、
事業所によってその内容は様々です。

一方で、OJT以外での座学や社内外研修といった教育体制が整っている事業所は、
全体からみてまだまだ少ない印象です。

一つの指標としては、
・所属する常勤人数が多い規模感の大きい事業所
・運営母体が病院を持っている事業所
・若手の採用に力を入れている事業所
は教育に力を入れているところが多い印象です。

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